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土竜の祭

監督井土紀州
出演ほたる・長宗我部陽子・阿久沢麗加
撮影木暮洋輔
照明高井大樹
録音臼井勝
音楽監督平山準人
助監督川口陽一
制作佐野真規・冨永威允
協力プロデューサー吉岡文平
制作協力スピリチュアル・ムービーズ
製作映画美学校

2009年/50分/HDV/カラー

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◎解説◎
たとえば犯罪とされていることが誰かを救うこともある。ある物事が別の視点から見ればまるで違う意味を持つ場合がある。本作はいかにそれを証明するかの試みである。冒頭でいきなり喪服姿の女たちが香典を賭け始めるが、 ヘルパーとして働く彼女らにとって死は遠いものではなく、お金=生へと自然につながっている。ほたる演じる朝子の、他人から金を借りておきながら全く悪びれない態度が清々しい。口では正論やキツいことを言いながらも実際には出たらめな行動をし、 それでもすべてがなあなあで進んでいくテンションは女子に特有のもので、そこでは男性社会の理屈も常識も通用しない。だからこそ、クライマックスで老人が起こすあの奇跡が可能になるのだ。
那須千里(映画系文筆業)

あらすじ

おっちょこちょいでお金にルーズな朝子。
クールでどこか陰のある霞。
能天的で生意気な千晴。
わいわい、いつもの様に賑やかに仕事をしていると、
担当する熊谷老人からお金を振りこんできれくれないかと頼まれる。
一人暮らしで足が不自由な熊谷さんに代わって朝子はお使いに出かける。
すると、街で友人に出会い、「借りっぱなしのお金を返して」と迫られる。
手持ちのない朝子は、思わず預っていたお金を使ってしまう。
失敗を謝る朝子に、熊谷さんは怒るでもなく、悲しそうにあのお金の「使い道」を話しだす。
熊谷老人の悲しい過去が明かされて、事態は思わぬ方へ動き出す。